少年野球の練習メニューと指導法 捕球

捕る・捕球の基本の項目の中から、両手で捕球するについて説明します。

ボールを確実に捕球するには、フライでもゴロでも両手で捕球することが大切です。

両手で捕球する目的

ボールを捕球する際には、両手で捕球することが大切です。

両手で捕球することで、確実に捕球することができるようになります。また、片手では弾いてしまうようなボールでも、両手で捕球することで捕球できるようになります。

両手で捕球するための練習方法

両手で捕球するための練習方法としてオススメなのは、グローブをはめずに素手で両手で捕る練習をすることです。

「素手でゴロを捕球する」「トス捕球」「板で捕球する」の項目でご紹介しているような練習を行うと良いでしょう。

キャッチボールやノック等の普段の練習から、いつも両手で捕球するように心掛けましょう。

両手で捕球するための指導方法

両手で捕球するのが基本ですが、片手で捕球（シングルハンドキャッチ）の方が良い場合もあることをご理解下さい。
シングルハンドキャッチの練習のやり方は、シングルハンドキャッチの項目でご紹介します。

両手で捕球するというのは、「利き手でボールを押さえる」「ボールに蓋をする」というイメージになります。利き手は、捕球するための補助的な働きになります。

低学年等でボールを怖がる選手は、顔を背けてグローブだけを差し出して片手で捕球しようとする傾向にあります。まずはボールを怖がらないように指導していきましょう。

親御さんの中には「子供の成長が早いから大きくなっても使えるように・・・」という理由で少し大きめのグローブを用意されることがありますが、ボールをしっかり見て捕球すること、ボールの位置まで素早くグローブを差し出すこと、グローブでしっかりボールを掴むこと等を考えると、大きすぎるグローブは良くありません。

お子さんの体の大きさにあったグローブで練習するようにしましょう。

少年野球において練習・トレーニングや試合を行う前には、しっかりと準備運動し、怪我をしないように心掛けましょう。

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