少年野球の練習メニューと指導法 走塁

走る・走塁の項目の中から、走塁ラインについて説明します。

できるだけ速く次の塁へ進むには、走塁ラインを知っておく必要があります。

理想の走塁ラインを知っておきましょう。

走塁ラインについて

各塁を直線で結んだライン上を走るものだと勘違いしている選手がいるかもしれませんが、実際に走る理想の走塁ラインは直線ではありません。

正しい走塁ラインを覚えましょう。

一塁を駆け抜ける場合

スリーフットラインを走り、一塁ベースを踏んで、ファールエリアへ駆け抜けます。

シングルヒットの場合

一塁ベース手前でファールエリアへ膨らみ、二塁方向へオーバーランします。

目安として、レフト前ヒットの場合は7メートル、センター前ヒットの場合は5メートル、ライト前ヒットの場合は3メートルくらいオーバーランします。

ツーベースヒットの場合

一塁ベース手前でファールエリアへ膨らみ、一塁から二塁までは直線的に走ります。

スリーベースヒットの場合

一塁ベール手前でファールエリアへ膨らみ、二塁手前でも膨らみ、二塁から三塁までは直線的に走ります。

ランニングホームランの場合

本塁から一塁までと二塁から三塁までは、膨らんで走ります。

一塁から二塁までと三塁から本塁までは、直線的に走ります。

走塁ラインの指導方法

子供たちは各塁を直線で結んだライン上を走るものだと勘違いしているかもしれませんので、理想の走塁ラインをグラウンドに描いて、そのライン上を走るように練習すると良いでしょう。

少年野球において練習・トレーニングや試合を行う前には、しっかりと準備運動し、怪我をしないように心掛けましょう。

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