少年野球の練習メニューと指導法 ダッシュ

走る・ランニングの項目の中から、ダッシュ＆ターンについて、説明します。

ダッシュ＆ターンとは、スタート地点から選手がダッシュし、監督やコーチの合図で向きを変え反対方向にダッシュします。合図、方向転換しダッシュを数回繰り返すという練習です。

ダッシュ＆ターンの目的

ダッシュの最中に合図でターンすることで、瞬発力と俊敏性を磨きます。

また、急に方向を変える（ターンする）練習になりますし、下半身の強化やダッシュ力の強化にも繋がります。

実践では、塁間に挟まれたり、ベースをオーバーランして急に戻るケースなど、ダッシュやターンを行う機会が多くありますので、ダッシュ＆ターンの練習は欠かすことのできない練習・トレーニングです。

ダッシュ＆ターンの練習

一二塁間で練習します。
（もちろん一二塁間にこだわる必要はありません）

1．一塁付近に集合します。

2.2名から3名でスタートラインにつき、監督あるいはコーチの合図で二塁に向かってダッシュします。

3．監督あるいはコーチの合図でターンし、方向転換し反対方向（一塁方向）にダッシュします。

4．再び合図でターンし、二塁方向にダッシュします。

5．3、4を数回繰り返し、二塁に到達しゴールとなります。

ターンの合図は、ホイッスルを使うと良いと思います。ホイッスルがない場合は、声で合図したり、手を叩いたりして、合図します。

ターンは4回から6回くらいで良いと思いますが、選手の年齢・学年や能力に応じて行うようにして下さい。

ダッシュ＆ターンの指導方法

ダッシュ＆ターンは急激な動きを要します。下半身の準備運動は入念に行っておくようにしましょう。

ターンの回数やタイミングは、選手の学年・年齢や体力に合わせて行って下さい。

ランダウンプレー（挟殺プレー）をイメージして練習すれば、より実践的な練習になると思います。

ダッシュ＆ターンはきつい練習ですので、走った後は休憩を取り入れながら行うようにしましょう。

練習・トレーニングや試合を行う際には、しっかりと準備運動し、怪我をしないように心掛けましょう。

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