タオルを使ったシャドーピッチング
ポジション別練習法の投手・ピッチャーの項目の中から、タオルを使ったシャドーピッチングについて説明します。
タオルを使ったシャドーピッチングは投球フォームを身に付けると共に、投球に必要な筋力をつけることができます。
また、タオルを使うことで、より実践的な練習に繋がります。
タオルを使ったシャドーピッチングの目的
タオルを使ったシャドーピッチングはピッチング動作を覚えるための基本的な練習でありながら、タオルを握ることでボールを握った時と同様の負荷がかかりますので、ただのシャドーピッチングに比べて、より実践的な練習・トレーニングになります。
ピッチングフォームを固めたい人、コントロールを良くしたい人に、おすすめの練習・トレーニングです。
タオルを使ったシャドーピッチングの練習方法
基本的にはシャドーピッチングと同じで、シャドーピッチングを行う際に、タオルを持ちます。
できるだけ実践に近づけるために、グローブをはめて実践に近い服装で行うと良いと思います。
1.正しいフォームで、タオルの端を持ってシャドーピッチングを行います。
2.一日に50回とか80回とか、回数を決めて行います。
タオルを使ったシャドーピッチングを行う際は、指導者に見てもらいながらやると良いでしょう。
また、指導者がいない場合は、全身が映る鏡の前で行うと良いでしょう。
ビデオに撮って自分の投球フォームを確認すると、さらに良いでしょう。
タオルを使ったシャドーピッチングの指導方法
タオルを使ったシャドーピッチング自体は簡単なことですが、正しいフォームで行わなければ意味がありません。
・・・というか、正しい投球フォームで行わなければ悪いフォームが身に付いてしまいますので、必ず正しいフォームで行うようにしましょう。
また、タオルが飛ばないように、タオルの端をしっかり持つようにしましょう。
タオルを使ったシャドーピッチングを行う際は、できるだけ指導者が見ている中で行うと良いでしょう。
もし、悪いところがあれば、その場で直ぐに正すようにしましょう。
また、全身が映る鏡の前でシャドーピッチングを行ったり、ビデオで撮ったりすることで、選手は自分の投球フォームを客観的に見ることができますので、おすすめです。
少年野球において練習・トレーニングや試合を行う前には、しっかりと準備運動し、怪我をしないように心掛けましょう。