少年野球の練習メニューと指導法

ポジション別練習法の投手・ピッチャーの項目の中から、リズム投球について説明します。

リズム投球とは、一定のリズムに合わせて投げる練習です。

リズム投球の目的

子供はまだまだ体力強化ができていませんので、投球時にバランスを崩したり、投球フォームが崩れたりすることがあります。

このようなことを防ぐためにも、リズム投球は最適です。

リズム投球は一定のリズムに合わせてボールを投げることで、投球バランスの良いリズミカルなピッチングを身に付けることができます。

また、投球リズムやバランスが良くなりますので、自然とコントロールも良くなります。

リズム投球の練習方法

リズム投球は、一定のリズムを刻む中で、そのリズムに合わせて投球練習します。

1．指導者が手拍子などで、一定のリズムを刻みます。メトロノームや音楽などを利用しても良いでしょう。

2．指導者が刻んだリズムに合わせて、投球動作をし、ピッチング練習します。

リズム投球の指導方法

投球のリズムを確認するためには、指導者が手拍子などでリズムを刻んだ方が良いと思いますが、高学年になれば、投手自身が心の中でリズムを刻んで練習しても良いでしょう。

大人の野球では、バッターのタイミングを狂わせるために投球のリズムを変えて投げることがありますが、少年野球では一定のリズムで投げても問題ないと考えます。バランス良く投げることが大切です。

グラウンドには、マウンドのあるグラウンドとマウンドのないグラウンドがあります。リズム投球でも、マウンドがある場合とない場合の両方のタイプで練習しておきましょう。

少年野球において練習・トレーニングや試合を行う前には、しっかりと準備運動し、怪我をしないように心掛けましょう。

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