少年野球の練習メニューと指導法

ポジション別練習法の投手・ピッチャーの項目の中から、「フリーバッティングの練習で投げる」について説明します。

フリーバッティングの練習で打撃投手として投げることは、より実践的な練習になります。

また、打撃投手ですので、コントロールがとても重要です。コントロールを良くしたい投手におすすめの練習です。

フリーバッティングで打撃投手を務める目的

フリーバッティングで打撃投手を務めるということは、より実践的な練習になりますので、より投手としての経験を積みたい選手、試合で緊張してしまう投手、精神的に弱い投手には、良い練習になります。

また、打撃投手ですので、コントロールがとても重要になります。

コントロールの悪い投手も、おすすめの練習です。

「フリーバッティングの練習で投げる」の練習方法

「フリーバッティングの練習で投げる」の練習方法は、特別なものではありません。

普通のフリーバッティングの際に、打撃投手を務めるというものです。

打撃投手を務める際に気をつけることは、次の通りです。

• ピッチングフォームを崩さないこと。

 

• コントロールに気をつけること。

 

• 試合をイメージして投げること。

「フリーバッティングの練習で投げる」の指導方法

◆チームとしての練習としてはフリーバッティングですが、打撃投手を務める投手にとってはピッチング練習です。

打撃投手を務める投手には、バッティング練習ではなく、自分自身のピッチング練習であることを意識させましょう。

◆バッターが立つと、ピッチングフォームが崩れたり、コントロールが乱れたりする投手がいます。

通常のピッチング練習と同様のフォームで投げられているか、しっかり腕が振れているか、コントロールにばらつきがないか等を、しっかりチェックしましょう。

◆打撃投手だからといって、バッターのためにただ漠然と投げていてはもったいないです。

「1回表、バッター1番」のように試合をイメージして投げると、より実践の練習に近づけることができます。

試合をイメージして投げる、これはとても重要です。

少年野球において練習・トレーニングや試合を行う前には、しっかりと準備運動し、怪我をしないように心掛けましょう。

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