少年野球の練習メニューと指導法 背筋伸ばし

二人で準備運動の項目の中から、背筋伸ばしについて説明します。

背筋伸ばしの目的

速いボールを投げたり遠くに投げたりする際には、背筋を使います。背筋が強いと、より遠くにより速いボールを投げることができるようになります。

背筋伸ばしは、背筋を柔らかくほぐしたり、胸や腹筋のストレッチにもなります。

また、背筋のゆがみを直し、体のバランスを整えます。

背筋伸ばしのやり方

背筋伸ばしは、二人で行います。

1．背中合わせに立ち、両手を真上に上げます。

2．手と手を繋ぎます。

3．一人が体を前屈させ、もう一人を背負います。

4．ゆっくり元の体勢に戻します。

5．同様に、もう一方の人も行います。

背筋伸ばしの指導方法

背筋伸ばしをやる前には、腰や背中の準備運動を行い、体をほぐしておいて下さい。

背負った状態から元の体勢に戻す際は、ゆっくりと元に戻すようにしましょう。

背筋伸ばしを行う二人の体格が違いすぎると、背負った時にバランスを崩し、怪我の原因となります。同じくらいの体格の人とペアを組むようにしましょう。

ストレッチした状態をキープする時間は人それぞれの考え方や体調によると思いますが、私は30秒くらいはストレッチした状態をキープした方が良いと思います。

個人的な感想になりますが、ストレッチ状態が30秒以下だと、ストレッチ効果が薄いように感じます。

少年野球において練習・トレーニングや試合を行う前には、しっかりと準備運動し、怪我をしないように心掛けましょう。

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