板を使って捕球する
捕る・捕球の項目の中から、板を使って捕球するについて説明します。
板を使って捕球する練習は、練習の中でも基本的な練習になります。
板を使って捕球する目的
板を使って捕球することで、ゴロを捕球する際のグローブの置き方や出し方がわかるようになります。
また、両手で確実に捕球できるようになります。
板を使って捕球する練習方法
板を使って捕球する練習は、二人で行います。
1.二人の間隔は、15メートル前後開けます。
2.一人がゴロを転がし、もう一人が板を使って捕球します。
3.板を使ってゴロを捕球する人は、グローブをはめる方の手で捕球し、投げる方の手でボールを押さえます(蓋をします)。
イメージとしては、板にゴロが上がってきたところを投げる方の手でボールを押さえ捕球する感じになります。
4.2〜3を繰り返し行います。
板を使ってゴロを捕球する指導方法
昔は手に板をはめて行いましたが、最近では当て捕り練習用グローブやトレーニングボードが販売されていますので、それらを使っても良いでしょう。
それらの種類や呼び名は色々で、当て捕り練習用グローブ、フラットグラブ、トレーニングボード、ソフトハンド等と呼ばれています。
また、わざわざ板で作ったりこのようなアイテムを購入したりしなくても、ティッシュの空箱を使って行うこともできます。その際は軟球ではなく、スポンジボールを使います。
板を上がってきたボールを利き手で押さえる練習をすることで、ゴロに対してグローブを出す角度を覚えるようにしましょう。
少年野球において練習・トレーニングや試合を行う前には、しっかりと準備運動し、怪我をしないように心掛けましょう。
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