ハンドノック
捕る・捕球の項目の中から、ハンドノックについて説明します。
ハンドノックとは、バットでボールを打つ通常のノックではなく、ボールを投げてノックするフライ捕球の練習です。
ハンドノックの目的
ハンドノックは、フライを確実に捕球するための練習です。
通常のノックに比べてハンドノックは、ボールのコントロールがつけやすいため、程よい加減のところにフライを上げることができます。そのため、選手のレベルに合わせたフライの捕球練習が簡単にできます。
ハンドノックの練習方法
ハンドノックの練習は、2人〜10人程度で行います。
ハンドノッカーは一人で、その他の選手は守備につきます。
1.ノッカーと選手の間は、10メートル前後開けます。
2.指導者がハンドノックでフライを投げ、選手は素早く落下地点に行き捕球します。
捕球する選手は、フライを目で追い、素早く落下地点に入り、確実に捕球するように心掛けましょう。
ノッカーはハンドノックするフライの範囲を前後左右に広くし、色々な場所にボールを投げるようにしましょう。
3.ボールを捕球したら素早くノッカーに返球し、次の選手と交代します。
4.2〜3を繰り返し行います。
ハンドノックの指導方法
ハンドノックの特徴は、ノックするボールのコントロールがつけやすいことです。
選手のレベルに合わせて、フライをノックする位置を調節しましょう。
ノッカーはハンドノックするフライの範囲を前後左右に広くし、色々な場所にボールを投げるようにしましょう。守備範囲を広くする練習になります。
ハンドノックのノッカーは子供たちにもできますので、子供同士でハンドノックをやり合うのも良いでしょう。
少年野球において練習・トレーニングや試合を行う前には、しっかりと準備運動し、怪我をしないように心掛けましょう。
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