少年野球の練習メニューと指導法 キャッチボール

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扇形キャッチボール

色々なキャッチボールの項目の中から、扇形キャッチボールについて説明します。

 

通常のキャッチボールは二人で行いますが、扇形キャッチボールは6人前後でキャッチボールを行います。

 

扇形キャッチボールは、投げるだけでなく捕球の練習・トレーニングにもなります。

扇形キャッチボールの目的

 

通常のキャッチボールは投げる方向が一定ですが、扇形キャッチボールは色々な方向にボールを投げますので、狙った場所に確実にボールを投げる送球練習になります。コントロールが良くなります。

 

また、扇形の要になる人は、捕球の練習にもなります。

扇形キャッチボールの練習方法

 

扇形キャッチボールは6人前後で行います。

 

扇形キャッチボールのスタイルとしては10人くらいでも可能ですが、人数が多すぎるとなかなかボールが回ってこないということになりますので、6人前後が妥当かと思います。

 

肩慣らしを終えてから行います。

 

1.6人で扇形を作るように広がってキャッチボールを行います。
1人は扇の要に位置します。

 

2.扇の要の人以外は全員、扇の要の人にボールを投げます。

 

3.扇の要の人は、広がった人たちに順にボールを投げます(順番ではなくランダムに投げても構いません)。

 

つまり、扇の要の人がその他の全員と1対5でキャッチボールをする形になります。

 

扇の要の人は、ボールを投げる相手を無作為に指名して投げたりしても良いでしょう。

扇形キャッチボールの指導方法

 

扇形キャッチボールの距離は、基本的には10メートルくらいの短い距離で素早くキャッチボールすると良いと思いますが、距離を長くしても構いません。目的に合わせて、距離を調整して下さい。

 

扇形キャッチボールの特徴は、投げる方向や相手が一定でないことです。扇形キャッチボールを行う際は、どの方向に投げるにしてもリズム良く投げられるようにしましょう。

 

ボールを投げる際の脚の運び・ステップに注意し、正確に投げられるようにしましょう。

 

ボールを投げる前に、相手の名前を声に出して指名してから投げるようにしましょう。

 

扇形キャッチボールを行う際に作る扇形形は、なにも正扇形形である必要はありません。距離の違う扇形形を作ることで、異なる距離のキャッチボールを行うことができます。異なる距離のキャッチボールを繰り返すことで、コントロールが良くなります。

少年野球 練習メニュー少年野球において練習・トレーニングや試合を行う前には、しっかりと準備運動し、怪我をしないように心掛けましょう。

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