中継キャッチボール
色々なキャッチボールの項目の中から、中継キャッチボールについて説明します。
通常のキャッチボールは二人で行いますが、中継キャッチボールは三人でキャッチボールを行います。
中継キャッチボールの目的
中継キャッチボールは、ボールを捕球した方向の真後ろへ送球します。そのため正確な捕球・送球とスピーディーなステップや動きが養われます。
中継キャッチボールは、外野から内野あるいはバックホームへの中継の練習にもなり、実践的な練習と言えるでしょう。
中継キャッチボールの練習方法
中継キャッチボールは三人で行います。
肩慣らしを終えてから行います。
1.三人が15メートル前後の間隔で一直線上に並び、キャッチボールを行います。
2.左側の人は中央の人へ、中央の人は右側の人へ、右側の人は中央の人へ、中央の人は左側の人へ、送球します。
3.予め時間や回数を決めておき、ローテーションを行い、再び中継キャッチボールを行います。
ボールを捕ったら、素早く正確に送球しましょう。
中継キャッチボールの指導方法
中継キャッチボールは素早い動きで送球することがとても大切ですが、スピードに重点を置くと送球が雑になりがちです。
送球が雑になってしまう場合は、まずは正確に送球することに重点を置き、正確に送球できるようになったら徐々にスピードを速くしていくようにしましょう。
中央の選手は、後方へボールを投げる際の脚の運び・ステップに注意し、正確に投げられるようにしましょう。
中継キャッチボールの距離間隔は、15メートルくらいの短い距離で素早くキャッチボールすると良いと思いますが、距離を長くしても短くしても構いません。選手のレベルや目的に合わせて、距離間隔を調整して下さい。
ある程度中継キャッチボールに慣れてきたら、グループやチームを作って、中継キャッチボールの正確さとスピードを競わせると、楽しく練習できると思います。
少年野球において練習・トレーニングや試合を行う前には、しっかりと準備運動し、怪我をしないように心掛けましょう。
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