少年野球の練習メニューと指導法 バッティングフォーム

バッティング・打撃練習の項目の中から、バットスイングについて説明します。

バットスイングの流れとしては、テイクバックのトップの位置から、体重移動、ステップ、体の回転、インパクト、フォロースイングとなりますが、ここではトップの位置からインパクトの前までについて説明します。

バットスイングは、バッティングの中で最も重要なポイントです。正しいスイングが身に付くまで、基本を繰り返し行いましょう。

バットスイングの基本

バットスイングの基本である、脇を閉める、体重移動からステップ、体の軸を回転させる、について説明します。

脇を閉める

バットスイングの際には、脇を開かないことがとても大切です。

もし脇が開いたスイングをすると、バットのヘッドが下がりドアスイングになります。

バットのヘッドが下がりドアスイングになると、バットコントロールができなくなる、速球に対応できない、インコースに対応できない等、良いことは何もありません。

脇を閉めたバットスイングができるようにするには、タオルを脇に挟んでタオルが落ちないようにスイングする練習を行うと良いでしょう。

体重移動からステップ

バットスイングを始める際には、テイクバックのトップの位置から体重移動を行い、投手側の足（軸足でない足）をステップします。

ステップする足は、オープンステップやクローズドステップにならないように、投手方向へ真っ直ぐステップします。

地面にラインを引いたり、足の位置に目印を付けるなどすると、子供たちにはわかりやすいでしょう。

体の軸を回転させる

バットスイングは下半身、特に腰の回転を上手に使って、体を回転させます。

その際に、体の軸がぶれないように、体の軸を回転させるようにしましょう。

バットスイングの指導方法

素振りやバッティング練習において、悪いスイングをしている選手がいたら、その場ですぐに矯正してあげて下さい。間違った悪いスイングで覚えてしまうと、後で直すのがとても難しくなります。

バッティングの際に、体が突っ込んでしまう子供たちがいます。ボールを迎えに行かず、呼び込むように指導しましょう。
まずは素振りで、正しいバットスイングを身に付けるようにしましょう。

少年野球において練習・トレーニングや試合を行う前には、しっかりと準備運動し、怪我をしないように心掛けましょう。

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