二塁から本塁へ（ベースランニング）
走る・走塁の項目の中から、二塁から本塁へについて説明します。
この二塁から本塁への走塁は、ランナー二塁からワンヒットで本塁へ突入することを想定しています。
二塁から本塁へについて
二塁から本塁への走塁は、ランナー二塁からワンヒットで本塁に向かって走塁することを想定しています。
特に2アウトの場合は、二塁走者は三塁でストップせずに本塁へ突入するケースが多くなります。一点を争う試合ではこういった走塁がとても重要になってきますので、ぜひ練習しておきたい走塁です。
二塁から本塁への練習方法
1．走塁ラインを地面に描きます。
2．全員、二塁周辺に集合します。
投手、二塁手、遊撃手が守備につくと、より実践的な練習ができます。
また、三塁手、捕手を守備につかせても良いでしょう。
3．一人ずつ二塁ランナーになり、リードを取ります。
この時、リードできる限界の位置にラインを引く等して、リードの目安を示しておくと良いでしょう。
4．投手は二塁に牽制したり、本塁に投球したり（投球の振りをしたり）します。
5．指導者の合図で、ランナーはスタートします。
6．ランナーは三塁を蹴り、本塁へ向かいます。
この時三塁ベースは、左足で蹴るようにします。また、三塁手にぶつからないように気をつけましょう。
7．本塁では、ベースを踏んで駆け抜けても良いですし、スライディングを行っても良いでしょう。
二塁から本塁への指導方法
二塁から本塁への走塁ラインは、ランナーはリードを膨らみ気味にとり、二塁から三塁へは膨らんだ走塁ラインになります。そして三塁から本塁へは、直線的な走塁ラインになります。
選手（子供たち）がリードできる限界の位置にラインを引き、その位置までリードさせるのですが、選手個々によって能力差がありますので、選手の能力を理解し、個別にリードできる限界位置を設定するようにしましょう。
二塁ランナーの選手に対して、投球モーションを見ながら「ゴー」「バック」の合図をかけてあげましょう。指導者だけでなく、選手全員で合図をかけると、ランナーでない選手の練習にもなります。
三塁ベースは、できるだけ左足で蹴るように心掛けましょう。
しかし、三塁ベースを踏む際に、足が合わずに左足で三塁ベースを蹴れない場合は、無理して左足で三塁ベースを蹴る必要はありません。右足で一塁ベースを踏みましょう。
左足でベースタッチしようと歩幅を合わせてスピードダウンすることの方が、ランナーとして一番悪いことだからです。
二塁から本塁への走塁練習ですが、投手、二塁手、遊撃手、三塁手、捕手を置くことで、より実践的な走塁練習ができます。
三塁ベースや本塁で、野手とぶつからないように注意しましょう。
少年野球において練習・トレーニングや試合を行う前には、しっかりと準備運動し、怪我をしないように心掛けましょう。
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