少年野球のウォーミングアップについて
3月に入り、暖かい日と寒い日を繰り返しながら、だんだんと暖かくなってきます。
これから新チームとしての試合が始まるところもあるでしょうし、既に新チームとして大会が始まっているところもあることでしょう。
ちなみに私の地域の少年野球は、2月から大会が始まっています。
さて、標記にもある「少年野球のウォーミングアップについて」ですが、この時期は比較的暖かい日もあり、少し動くとすぐに汗ばんでくる日もあります。
そこで注意していただきたいのが、「ウォーミングアップがおろそかになってしまわないように!」ということです。
陽射しが暖かくなってくると、体の表面が暖かくなり、「軽いウォーミングアップだけでも十分に体が温まった」と勘違いしてしまうことが多いのです。
少し陽射しが暖かくなったといっても、温まるのは体の表面だけで、筋肉や体の奥までは全く温まっていないということです。
つまり、軽いウォーミングアップで済ませて(体が温まっていない状態で)ストレッチ等の準備運動や練習や試合を行ってしまうと、筋肉を傷めてしまう可能性があるということです。
そこでお伝えしたいのは、ウォーキングでもランニングでも軽い体操でも結構ですので、ウォーミングアップとして、最低でも15分以上は体を動かして、体を温めて下さい。
なぜ15分以上かと言いますと、体が温まるのに最低でも10分くらいの運動が必要だと思いますし、温まった血液が体をめぐり、筋肉が温まるのに5分はかかるだろうという判断からです。
(ちなみに、血液が体をめぐるのに3分くらいかかるということです)
体が温まるのに、個人差がありますし、ウォーミングアップ内容や時間によっても異なります。
ここで挙げた15分というのはあくまでも目安であり、私の見解ですので、実際には選手の様子や状態やウォーミングアップ内容や時間を見ながら、ご自身で判断していただきたいと思います。
ウォーミングアップはとても大切ですので、必ず、しっかりと行って下さい。
また、ここでは触れませんが、ウォーミングアップと同様にクーリングダウンもとても大切ですので、しっかりと行うように下さい。
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